Bionic株式会社

会社概要

平成17年6月21日

代表取締役社長 熊澤洋一設立目的は、和田精密歯研株式会社が国の機関である独立行政法人 科学技術振興機構から委託開発を受けているプロジェクト「歯科インプラント用骨上ステント」技術の実用化と事業化にあります。現在、大阪大学歯学研究科助教授の荘村泰治先生を中心とした開発途上にあります。
具体的には、ソフトウェアを使って患者さんのCT撮影データを解析し、インプラント・フィクスチャー(人工の歯根)の植立位置や方向をコンピュータ・シミュレーションしています。ここから得た情報を、弊社開発中のInForma Systemに入れると、骨の3次元画像に変換され、画面上でサージカル・ステント(手術時に人工歯根の位置と方向をガイドする樹脂製用具)をコンピュータのマウスだけで簡単に設計することができます。また、その画像どおりに立体模型を成形することができます。成形精度は現在200ミクロン(1ミリの5分の1)ほどですが、100ミクロンを目標にしています。
この技術が完成すると、歯科医師が骨密度を診断し、最適と判断した植立位置に、InForma Systemにより作製した顎骨模型やサージカル・ステントを用いて、インプラント・フィクスチャーを正確に植立できます。また、テンポラリー・クラウン(仮の人工歯)などを即時に装着できます。まさに、バーチャル技工への第1歩となります。
この方法は大阪大学ですでに臨床評価され、多くの学会で発表され今後が大いに期待されています。当面、関係各機関のご協力を得て、各種の設計法や製作法を導入・調査しながら完成度を高めていく予定です。
国内最大の歯科技工所である和田精密歯研株式会社の創業者の和田弘毅を会長に迎え、同社の資本参加と製造販売面での強固な協力体制により、患者様や歯科医師のお役に立つ技術を目指してまいります。ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
平成17年6月21日

Bionic株式会社
代表取締役社長 熊澤洋一